八橋FCスポ少 全国大会進出!バーモントカップ秋田県大会優勝!

ASP-Newsvol10

責任と重圧と大会特有の難しさの中で

 昨年12月の鹿児島全国大会出場。当時の6年生(現中1)のメンバーの中に、現6年生も含まれており、数名がその全国のピッチに立ち、経験を積んでいる。昨年のメンバーは卒業し、その先輩達の残した全国出場というチームとしての成果に責任と重圧を感じながらこの新年度を過ごしてきた今年の八橋FCスポ少の6年生達。

 県大会優勝からストレートで全国出場可能な大会はU12選手権大会とバーモントカップの2大会しかない。他、いくつかの大会が上位大会に繋がっているが、いずれも県大会から東北大会を経て全国へ繋がるレギュレーションとなっている。

 八橋スポ少は昨年のU12選手権大会秋田県大会覇者。成果を収めた翌年のチームはどうしても比較・注目されるわけで、当事者=保護者を含めた選手本人達も相当意識していた事だろう。今年のチームでいずれかの大会を全県優勝し、全国出場する事が1つの目標でありノルマであったに違いない。そんな責任と重圧の中で活動してきた中での今回のバーモントカップ。喜びと共に安堵感が入り混じる胸の内が想像される。

 JFAがトップレベルの大会を12月に集約しサッカーカレンダーが大きく変わってからは、このバーモントカップ全国大会は8月に行われるようになっている。それまでは年始に開催されていた為、真冬の大会が真夏の大会に変わった形。それに伴い、県予選も年度をまたいで開催されるなど、サッカーカレンダーで見てもオフシーズンとオンシーズンにまたがり、チームにとってはなかなかこの大会の位置付けや取り組み方など難しい大会になっているのは間違いない。

既に新シーズンが始まり、8人制の各種大会も混む中で、その合間に入ってくるこのバーモントカップ。全国大会に紐づくフットサルの重要大会であることは間違いないが、この大会へ向けた強化と準備は、ある意味、やり切れるチームは突出出来るが、そうでないとすれば非常に曖昧で中途半端に終わってしまう可能性が高い。「フットサルルール確認」「足裏トラップ」「キックイン戦術」といった枝葉の準備だけで終えるチームがほとんどの為、同大会にしっかりと焦点を当て、強化と準備をやり切れるチームはイニシアチブをしっかりと握れる大会。皆さんのチームはどうだっただろうか。

優勝した八橋FCスポ少は8月東京(駒沢)にて開催される全国大会へ出場!

  JFAバーモントカップ第32回全日本U-12フットサル選手権大会

  8月5日(金)~8月7日(日)東京都駒沢体育館

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