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魁星旗・全少の全県2大会制覇!「飯島南サッカースポーツ少年団」

ASP-Newsvol1

魁星旗・全少の全県2大会制覇!「飯島南サッカースポーツ少年団」

クラブチームや強豪を次々に撃破

魁星旗、全日本と全県主要大会の内の2つを制覇した飯島南サッカースポーツ少年団。堅い守備と高い決定力で4強クラスの相手にもしっかりと勝利し最低でも負けない、耐えるサッカーでこの秋の全県大会を立て続けに優勝。部員数も非常に少ない小さなスポーツ少年団が強豪を次々と撃破し、この冬の12月に鹿児島で行われる全国大会の切符を勝ち取った。

アカデミー生が全県の舞台で躍動

現在、秋田スポーツPLUSが実施している4年生から6年生を対象としたASPアカデミーに在籍し、各チームで活躍している選手が多数存在する。

今回優勝した飯島南には6年生5名のアカデミー生が在籍しており、全日本少年サッカー大会秋田県大会決勝では仁井田レッドスターズのエースでキャプテンの永澤と飯島南の5名がアカデミー対決を繰り広げ、日頃研鑽を重ねる仲間同士が全国大会を決めるこの素晴らしい舞台で相まみえた。

応援に駆け付けた他のアカデミー生にとっても心に残る素晴らしいゲームで特に後輩達は「次は俺達がこの舞台で」と思ったに違いない。

長い年月をかけ膨大な積み重ね

 

圧倒的存在感でゴールを死守したキャプテン牧野

全国大会出場を決する舞台に立った6名とも、9歳以下スクールの門を叩きそこでサッカーを始め、アカデミーに入り、現在に至った選手達。

それぞれが個で取り組みを積み重ね、1つ1つの課題解決や様々なレベルアップを目指して試行錯誤してきた。県外や海外へ足を運び経験を得たり、元日本代表選手などホンモノから大きな刺激を得たり、現在ASPが実施しているセミパーソナルやスプリント、コバトレなど、様々な機会に対して常に前のめりで参加。何に対しても積極的で、選手も保護者も前向きな姿勢であることが大きい。

他にもサッカー修学旅行などを通じて自身が目指すプロサッカーの舞台やプロサッカー選手のリアル、スポーツ文化に触れるなど、ピッチ上のスキル獲得のみならず、様々な角度からサッカーを捉え、スキル・経験・情報・モチベーションを獲得してきた。

スポーツをするのは人。だからスキル獲得だけを目指す強化では突き抜けた成長は獲得出来ない。行動の積み重ねそして仲間との巡り合わせなど、様々な要素が奇跡的に紡ぎ合って1つの成果が生まれるのではないか。

競い、高め合う最高の仲間の存在

魁星旗を優勝し、全県を制した当日の晩に行われたアカデミーのトレーニングに飯南の5人はいつも通り参加。全日本の準決・決勝も両日とも夜にアカデミーのトレーニングが予定されていた為、飯南・仁井田の計6名は準決を終えた後、夜のアカデミーに参加。そこで共に練習に励んだ翌日には決勝の舞台でそれぞれの所属チームに分かれて戦い、そしてまた決勝を終えた後には6人全員欠けることなくアカデミーに参加をしている。

決勝戦前日のアカデミーは外でのトレーニング。あいにくの悪天候で、強風で雨が横に吹きすさぶ中でも選手達は強度高く練習を消化し、それを見守る親御さん達も雨風に打たれながら微動だにせず練習の様子を見守り続けるなど、その姿勢には心の底からの尊敬と感銘を受ける。

選手達は「あいつらは絶対休まない」「俺も絶対休めない」と、選手間に存在する良いライバル関係と、目の前の結果ではない、明確な目標や夢の存在がある。中学から、あるいは高校から「あそこに行きたい」という進路であったり「将来絶対にプロサッカー選手になりたい」という夢であったり、そこを本気で目指す選手達だからこそ行動が伴い、そこに幾らかの結果もついてきてくれている。

高い意識を持つハイレベルな選手達が集まる事で、トレーニングによるレベルアップのみならず行動や意識が変容していく。仲間や家族の存在がどれだけ大きいか。この6年生達の取り組みは次の後輩たちに受け継がれ、更にアップデートされて実行されていく。それにより今以上にお互いが高め合い、レベルアップするアカデミーになっていくはずだ。

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