ジュニアサッカーチームファイル File.5『T2 GENERAL』

ASP-Newsvol7

数々の優勝歴を誇る秋田市北部の強豪 T2

T2GENERALは、1998年4月に高清水小学校と土崎南小学校のサッカー部が合併して出来たスポーツ少年団で、チーム名は、高清水小学校と土崎南小学校の頭文字のTがふたつで「T2」そして、二つの小学校が進学する将軍野中学校からとったGENERAL(将軍)この2つのチームがピッチ上でも将軍となれるように願いを込めてT2 GENERAL(以下T2)と名づけられた。土崎南小学校、高清水小学校時代から通算し、県内主要大会では6回の優勝歴を誇り、2021年のトヨタジュニアカップでは準優勝も果たしている秋田市北部の強豪チームだ。

将来財産となる個人技術の習得

 「大人になってもサッカーを楽しめるように、財産となるような個人技術の習得を目指している」と監督の富樫氏。身体能力に過剰に依存しているプレーでは、その能力が衰えたり、あるいは通じなくなった時には何も残らないプレイヤーになってしまう。そうなった時に果たしてサッカーを楽しむことを維持できるのか。富樫監督自身も長年社会人サッカーをプレーし、その中で生涯に亘りサッカーを楽しむことの重要性を感じているとのこと。幼い頃から蹴って走るだけのサッカーを続けてきたプレーヤーが、社会人~シニアと次第に蹴ることも走ることも衰えてきた時に、はたしてサッカーは楽しめるのだろうか?大人自身がサッカーを楽しむ姿勢は文化として強く根付くはず。それは地域の子供達、そのまた次の世代にまで波及していく文化となる。これはスポーツ文化の醸成につながる大切な要素であるはずだと。実際にT2の保護者も多くがサッカー経験者であり、現役でサッカーをプレーしている方も多い。秀でた個人技術を持ち、生涯に渡ってサッカーを楽しむことが上手く波及している好例と言える。

サッカーの競技特性を歪めない個人技術とのバランス

 「個人技術を大事にするというと、パスはしないのか?と言われることがあるが決してそうではない。」「グループとしてパスすることでより有効にゴールを奪えるケースについてはその選択を肯定している」
 取材当日のトレーニングでは3vs1のボールポゼッションのメニューも実施されていた。その中で「試合中に選手たちの意図的なチャレンジによるドリブル突破については、その結果どうだったのか?という問答を行い、考えさせる」と話されていた。  
 外から見ている指導者側としては、場面の最適解は分かっている。しかし、それを押し付ける事無く一度選手に体験させ、考えさせ、血肉としていく。ジュニア年代の指導において最も大切なプロセスと言える。 
 楽しさと共に身につけた技術で飛躍する選手達。T2の今後の活躍が見逃せない。

T2 GENERALホームページ

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