NPO法人秋田スポーツPLUS~こどもたちの毎日にスポーツをプラス!~

秋田のスポーツの「今」と「これから」が見える『加藤光平備忘録』 vol.3

vol6

複合型スポーツ施設創出について

あっと言う間に9月に入りました。本誌配布時には10月を迎えている頃。外で実施中の木曜U12スクールでは、トレーニング終了の18時45分付近が日の入り時間帯なので、1週ごとに暗くなるのが早まり、変化する空の様子や肌寒くなる気温に季節の移り変わりを敏感に感じる事が出来ます。

照明施設が無い会場で実施している為「暗くなるの早くなったなぁ~」と日々感じているところです。来年はU12スクールを新グラウンドへ移行する方向で検討している為、来年からは照明に照らされた緑の映える新しいグラウンドの上で、しっかりと設定時間の最後までボールワークを行う事が出来るはず。子供達のスポーツ環境がまた1つ向上します。

さて、そのグラウンドのお話。現在、フリーペーパーやSNSなどにて来年春に新しく生まれる8人制ジュニアフルサイズ人工芝グラウンドの発信を始めています。本誌入稿期限までにどのくらいの情報までお伝え出来るか、この備忘録と本誌全体の作成のタイミングも異なる為、今号全体での取り扱いと、この備忘録とどちらが最新の内容をもってお話し出来ているか自分自身も定かではない状況ですが、誕生する事は間違いなく、そして、グラウンドがただ出来るだけではなく、併設される施設を含めたそこでの事業が秋田市にグラウンドが1つ増えるに留まらない大きな新しい何かとなり、エネルギーを生むワクワクするものになる事、そこを是非伝えたいと考えています。

パーソナルジムや学習塾やコワーキングスペースや、バーベキューが出来たり外周は誰もが気軽に自由にランニング出来たり。沢山のアイディアをもってこの事業に関わらせて頂きます。そして、この新たなグラウンド誕生に向け邁進する中、それとは別に可能性を探り、進めようとしている案件も存在します。こちらも実現すると本当に誰もが驚く、素晴らしい結果に。自分自身でも驚きですし、秋田のスポーツ環境の改善に間違いなく寄与出来る、沢山の方々に喜んで頂ける事案になります。こちらも来年に向け現在動き出しています。形になればまたこのフリーペーパーにて発信して参ります。ご期待ください。  

セレクション説明会の受付が終了

来年度のASPアカデミー入りを目指す選手、あるいは検討中の選手が参加される令和4年度ASP―ACADEMYセレクション説明会の募集が8月31日で締め切られました。締め切りの都合上、現在はまだこの説明会を行う前で、当日参加される選手・保護者様へお伝えする為の資料やスライドを絶賛準備中なのですが、今回のセレクション、そして来年からのアカデミーはこれまでとはまた少し異なる変化を出しています。ただ、アカデミーが目指すもの精神性は変わりませんし、活動の思いもすべきことも不変です。

昨年までは9歳以下スクールを有していた事で、セレクション対象選手と日頃からスクール現場で対峙していましたが今年は異なります。唯一の接点はセミパ―のみです。エントリーしてくれた選手達の顔ぶれを見ていると、当時のU9スクールで携わっていた選手が中心ではあるものの、そうでない選手も3分の1以上含まれるなどこれまでとは異なる構成です。中にはまだ会った事もない選手が含まれます。ただ、この1年続けてきたU9スぺトレや3・4年セミパーなどを通じ、このセレクションにチャレンジするような層が形成されてきていたので、今回説明会に参加してくれる16名の顔ぶれはおおよそ想定されたメンバーで落ち着いた印象です。

アカデミーセレクションは3年生の冬のタイミングで受験となるので、なかなかこの低学年のタイミングで一定の競技力を有し、かつ、今後先の自身のサッカーを深く思慮するというのは難しいこと。故に、例年15名前後と、そう多くないグループでのチャレンジになりますが、アカデミーに入った選手達が辿る「アカデミーと一緒に進める数年間」と「チームだけで過ごす数年間」を想像してもらうと、やはりこのアカデミーでのプラスアルファなくして今の姿は無いと評価して頂いているので、我々指導陣としてはこれからアカデミーに入るであろう選手達にもステップアップを促すしっかりとしたアシストをしてあげられるように更に努力したいと考えています。

説明会当日に使用するスライド55ページの最後には「現アカデミー生をも上回るやる気と姿勢を兼ね備えた素晴らしい選手の挑戦をお待ちしております」と結んでいます。説明会での出会いが楽しみです

実行をもってスピード感を体現

今年の夏からUー12スクールに所属しているGK選手2名にアカデミー紅白戦へ参加してもらい、GK専属トレーニング+紅白戦での実践経験という機会を作ってみました。アカデミー選手にとっては現アカデミー生GK1名にこの2名が加わり、計3名のGKが居る事でフィールドに専念出来ますし、これにより紅白戦設定日はTR―1、TR―2をGK付きのシュートトレーニングという設定に出来ました。もちろんそれによりGKとしてもウォームアップからシュートTR、そして実践とGKに集中して漸新性のある質の高い2時間を消化出来ます。

他にも、現在行っているUー12スクールの中から選出したメンバーで行うUー12選抜クラスを10月からこれまでの月間1回から2回に変更。これまでであれば物事の開始を理由も無く「新年度4月1日から」とか「年が明けてから」など思考停止でスタートを定め、不要なタイムラグを作ってしまっていましたが、前述の2つは脳内で一度「来年度は~」と考えていた自身の思考を即変換し、前者は7月から、後者は10月からスタートしました。 

ただのキリで「新年度」としていれば状況によっては参加出来ない選手がいたり、参加回数が大幅に減ってしまうケースがあるわけで、それが6年生だと尚更。選抜クラスもこれまで1回だったものが2回になることで、在籍期間中に参加出来る数が全然変わってきます。変化を起こす時にそれを始めるタイミングを不要に遅らせないこと。最近はそこを意識しています。もちろん、年度で切らなければ理解を得られないものや、物理的にそうでなければならないものも多くあるので、そこは整理しながらですが、よく言う「スピード感をもって~」というこのスピードについても口だけではなく、こうしたところで体現して選手達に提供を早めたり、質を上げていければいいなと考えています。

ラストはASP―PLUSについて。ASPの活動を応援して頂く後援・サポートの仕組みとして冬から運用を開始。おかげ様で9月現在、20名+2社のご登録を頂き15万円の支援が集まりました。ご支援頂いた方々につきましてはHPに掲載させて頂いており、顔ぶれを見るとこれまで活動の中でお世話になった方々、現役スクール生、スクール卒業生、中には卒業した選手がお小遣いでというケースも。

使途としてはスクール生が全少全国大会出場時に1万円、海外挑戦時には3万円など金額も明確にし、トップレベルでのプレーを後押ししたり、代表クラスの選手に秋田へお越し頂き、スクール生に対しホンモノに直に触れる機会を提供。

今年度は既に元日本代表でボランチとして活躍された元選手の参加が決まっていますが、感染状況を鑑みてこちら側としての開催タイミングを計っている状況です。そして現在進めております新グラウンド、トータルの費用感は1億~2億弱が見込まれます。もちろん、弊法人にそんな資金は無く、この新グラウンド新設にあたり我々が担う部分は別の領域になりますが、例えばみん体であればフットサルゴール、トレーニング用具を入れたり、見学用のちょっとしたベンチであったり、清掃用モップの契約・手配であったり、せめてものやれる範囲で捻出・努力をします。

新グラウンドについても出来る限りの寄与を模索します。その中で例えばチーム使用のベンチや、トレーニング用具、レンタルビブスやボールやゴールなど様々なものが必要になるので、そうした物品購入の費用捻出もこの新グラウンド創出の一翼を担う大切な要素。こうした寄与という側面からも是非ASP―PLUSを通じた後援を頂けると幸いです。こちらもスピード感をもって進めていきたいと思います。

加藤 光平
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